本日は
月イチ定例の
「癒し工房認定講師懇親会」
当アカデミーを
支えてくださっている
専任講師
山崎清美先生
主任講師
田崎奈緒美先生
副校長
宮下みゆき先生と
ご一緒に
今回も
ホテル日航大分
オアシスタワー
最上階の
フレンチレストラン
「シエル・アジュール」にて
ランチです
本日のアミューズ
「ホウレンソウとベーコンのキッシュ」
シーフードのサラダ
オマール海老のポタージュ
牛フィレ肉のステーキ
デザートプレート＆珈琲
ロビーで
いつもの記念撮影
一時間半かけて
いただきました
ジョイフルだったら
２０分なんですけどね（笑）
当アカデミーにて
いつも
受講生のみなさんに
お伝えしている
「セラピストとして成功する３つの条件」
というものが
ありますが
１ 確かな技術力
２ セラピストとしての資質
３ 先見の明
でしたよね
今日は
これらに付け加えて
もうひとつ
とてもとても
大切なものを
それは
「初心を忘れない」
ということ
みなさんは
セラピストになりたい
と思い始めた
動機やきっかけは
何でしたか？
・人を癒したい
・他の人の喜ぶ笑顔を見たい
・この業界に憧れて
・天職と思ったから
など
それぞれ
お持ちだったことでしょう
それは
当初の
「セラピストになる目的」
であったはずです
セラピストとしての
活動の年月が
経つにつれて
(うまくいっているか否かは別として)
いつの間にか
その
「目的」が
薄れてしまい
もしくは
「別の目的」に
すり替わったりして
セラピーのお仕事を
途中で
断念してしまう人が
少なからず
いらっしゃいます
「目的」と「目標は」
異なります
「目的」は
「的」(まと)
つまり
「最終地点」
目指すべき
究極のポイントです
「目標」は
「標」(しるべ)
つまり
「目的」へ導くための
「通過点」
目指すポイントは
まだまだ先です
例えば
「〇〇の資格を取りたい」
「技術力を向上させたい」
「目指せ月商〇〇円」
「○○先生が目標」
「一流店で働きたい」
これらは
「人をもっと上手に癒したい」
とか
「お客様にもっともっと喜んでいただきたい」
とか
「目的」に
向かうための
通過儀礼の
一コマなんです
ところが
ある
「目標」を
達成した時点で
それが
最終地点のように
勘違いをして
自分の
進歩のスピードを
ゆるめてしまう場合も
あります
また
ちょっとばかり
いい気になって
他のセラピストに
「マウンティング」を
したりして
いやな奴に
なり下がったり
変な
「欲」が
出てきて
サービス内容より
お金や名声
重視に
なったりして
方向性が
変わってしまう人もいます
そんな感じで
消滅していった
セラピストを
僕は
山ほど
見てきました
「何のために」
セラピーを始めたいと
思ったのか
そこんとこ
とても大切なんです
僕自身は
「セラピーが楽しくてたまんない」
から
いままでずっと
楽しんでやってきました
こんなに楽しいこと
世の中には無いと
今でもそう思っています
１０数年前
アロマテラピーに
出会ったときは
ある外資系の
エンジニアとして
県内全域を
任されていて
そこそこ
いい給料を
いただいていましたが
そのうち
趣味の
アロマテラピーが
高じて
本業にしたいと思い
ある時
一念発起
脱サラをしました
今考えると
無謀にも
全くの
ノープランで
相談できる
仲間もいなく
マーケティングの
「マ」の字も知らず
集客法もわからず
「己の手技」のみでの
スタートでしたが
世の中
そんなに
甘くない
お客様が
何日も来ない日が
続けば
極貧状態
ビンボーの
どん底です
前妻と子供たちに
仕送りを
していましたし
借金もありました
財布の中身は
「３２０円」
とか
「２７円」
とか
そんなのばっか（笑）
けっこう頻繁に
家賃滞納
ガス代滞納
携帯の通話料滞納で
携帯がストップ
あるときは
電気が止められて
帰宅したら
冷蔵庫の
中身が全滅
だったことも
その日の
全食料が
パァ。。。。
さすがに
これはしんどい
借金返済のために
車は
手放したので
移動は全て
チャリ
中古で５千円の
変速無しの
ママチャリでした
その僕の
「愛車」は
なぜかいつも
パンクばかりしてました
お米を買う
お金がないので
古米や食パン
三食焼きそばなどが
主食（笑）
最悪の場合
小麦粉と砂糖を
水でといて
フライパンで焼いて
それに
マーガリンを塗って
「食事」にしたときも
ありました
「究極のサバイバル」
と言えば
ちょっとは
カッコいいかも
しれませんが
ただの
ビンボーです
しかも
すっげー
ビンボー
そんな毎日でも
他の仕事は
全く考えに
ありませんでした
ただただ
夢と希望と
目的だけは
ありました
「なんとかなる」
「いや」
「なんとかしてみせる」
「うまくいくはずだ」
根拠のない
自信に
満ちあふれる
自由で
楽しい日々でした
その間も
接客マナーや
集客法
テクニックの
研究に
没頭しました
引き寄せの法則とか
波動とか
エネルギーとか
そんな
「キレイごと」
では
決して
食べてはいけない
とにかく
「実力」だけは
身に着けていなければ。。
そうこう
しているうちに
口コミで
お客様が増えてきて
携帯の
無料ホームページからの
アクセスも増え
カフェや
ライブハウスなどで
香りによる
「アロマ空間コーディネート」を
任されるようになったり
いろんな
イベントに
声がかかるようになりました
もう
楽しくて
楽しくて
仕方がなかったですね
「不退転」の
覚悟だと
生きるために
潜在能力が
どんどん
引き出されていくのが
自分でも
分かりました
いまでは
僕が味わった
「セラピーの楽しさ」を
もっと多くの人と
分かち合いたい
そんな
気持ちで
アカデミーを立ち上げ
海外から
良質のセラピーを
数多く輸入し
それらを
日本にて
教育するお仕事に
携わっております
孤独な
一匹狼だったのが
多くの仲間や
生徒さんたち
さらには
各国にセラピストの
知り合いもでき
水面の波紋のように
ご縁が
広がっています
このお仕事は
「楽しい」ので
ずっと
やってきました
ただ
それだけのことです
三食焼きそばを
調理するたびに
当時を
懐かしく思います
「電気止められたよなあ」
とか
「明野の長い坂道をよくまあ
おんぼろチャリでのぼったなあ」
とか
当時があったからこそ
今がある
「セラピー楽しい～！」
初心こそ
僕の生き方の
原点なんです
「初心」イコール「目的」
ですから
当初の「目的」を
見失うことの
ないよう
ときどき
「駆け出し」
だった時のことを
思い出してみるのも
いいかもしれませんね
